小野川温泉の源泉        小野川温泉の源泉研究
1、泉質
含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉

小野川温泉の湯船に「湯の花」(湯花)が浮いています.
この淡い黄色が、硫黄の色です。
湯口には白い結晶がありますが、硫黄やカルシウムが付着し、石化しました。
湯を飲むと、塩味を感じます。塩化物泉だからです。
2、温泉分析表
温泉の定義では温度が25度以上か19の成分の一つが一定以上含まれているのが温泉です。
小野川温泉は下記の温度や成分が温泉の要因になります。

温度&成分 基準値 小野川
@ 温度 25℃ 80℃
A 溶存物質 1000 5768
B リチウムイオン 1 4.3
C 臭素イオン 5 8.7
D フッ素イオン 2 2.8
E 総硫黄 1 4.2
F メタほう酸 5 28.7
G メタけい酸 50 241.7

一個でも温泉ですが、小野川温泉はなんと8個の要因がある温泉です。
多くのミネラルが多くあり効能がある温泉です。
(温泉分析表)  (温泉分析比較表)
3、温泉のマイナスイオン・酸化還元電位
@マイナスイオン・・・・140〜160万/cc
A酸化還元電位(ORP)・・・・−290ミリボルト

マイナスイオン・酸化還元電位は擬似科学とされ、効力は実証されていませんが、
活性酸素を除去し、体調を良くすると言われています。
(早川氏の温泉測定と著書)
4、温泉の美肌効果
@小野小町伝説の美人の湯
ANHK「ためしてガッテン」での美肌効果
B石井宏子氏の小野川の美肌の秘訣

@は、小野小町が発見した唯一の温泉が小野川温泉であり、
病を癒し、再び美人になった伝説がある美人の湯です。
Aは、NHK「ためしてガッテン」(2004年3月3日放送)で放映されました。
毎日温泉に入っている人を対象に実験したところ、10人中9人が美肌でした。
Bは、温泉ビューティー研究家の石井宏子さんが小野川を次のように言っています。
a お肌にやさしい中性の湯
b 硫黄成分で血流がよくなり、デトックス効果
c 塩分が保温効果を高め、あがったあともポカポカ

d  メタケイ酸がコラーゲンの生成を助け、お肌をうるおいます
e リチウムにより、精神が安定し、イライラを解消します 

小野小町の美人の湯伝説が次々と実証されています

5、もともとは自噴の温泉
小野川温泉は共同浴場に源泉と湯船があり、宿泊客が共同浴場へ出かける外湯文化でした。
江戸時代、例外的に、米沢藩主は入浴する内湯として藤屋弥兵衛旅館がありました。
明治以降、各旅館が掘削し、自噴する内湯が拡がりました。
戦後、各旅館のポンプアップでの揚湯が普及し、自噴の旅館は温泉が枯渇するようになりました。
昭和40年代、ポンプアップによる枯渇問題を解決するため、源泉の共同管理が行なわれました。
それ以降、小野川源泉協同組合により、源泉が掘削され、各旅館や共同浴場で利用されています。
@ 小野川1号源泉・・・廃止(尼湯裏)
A 小野川2号源泉・・・廃止(みかどや裏)
B 小野川3号源泉・・・廃止(尼湯裏)
C 小野川4号源泉・・・80.3℃(河鹿荘入口の南)
D 小野川5号源泉・・・35.6℃(小野川温泉旅館組合事務所裏 2008年12月19日供給)
小野川温泉はもともと自噴の温泉であり、温泉街で基礎工事で掘削すると温泉が自噴する事があります。
4号源泉は高温のため、加水し利用するか、熱交換器で適温にし源泉100%で利用してきました。
5号源泉の掘削・利用で、4号源泉(80.3℃)に5号源泉(35.6℃)を入れ、源泉100%の旅館の湯船がほとんどです。